6月18日 慈の雨
久しぶりの雨。雨は鬱陶しいと思いがちですが、雨が降らないと作物は枯れますし、私たちの生活にも大きな影響を及ぼします。ありがたい雨です。
今日のあいさつ当番はソフトテニス部のみなさん。
今日の新聞に田んぼダムの話が載っていました。治水に効果があるとのこと(詳しくは新聞で)。田んぼそのものにも保水力はあり、水害の防止に役立っています。田んぼはえらい。
ところで、みなさんは「緑のダム」「青いダム」「白いダム」の3つのダムを知っていますか?九頭竜ダムみたいな、一般的にダムと言われるものは「青いダム」です。青のイメージは水。
「緑のダム」とは森林の保水力を指します。ふかふかの土をもつ広葉樹林は膨大な量の水をため込むことができるのだそう。「白いダム」は雪です。たくさん積もった山の上の雪。春から夏にかけて少しずつとけだし、地面にしみこみ川となります。
「湯水のようにお金を使う。」という言葉にあるように、日本人はあまり水に対してありがたみを感じていないようです。
でも、日本は決して水が豊かな国ではありません。国土は狭いし、山が険しいため川は急流になります。雨量もそんなに多くない。ですから、雪が少ない、梅雨に雨がすくなかった、などの気候変動ですぐに水不足になります。みなさんが安心して水を使えるのは、たくさんの人たちがいろんな努力をしてくださっているから。湯水のように水を無駄に使うのはめましょう。
こういうものが必要な世の中が悲しい。↑